お仕置き教育(高学年)
高学年になると小さい頃足首を固定されていたあのバーに今度は手を付いてお尻を突き出す姿勢をとらなくちゃいけない。
足を少し広げて前屈みになりバーを持つ。
もちろん背中を反らせてお尻は上向きに突き上げる。
高学年にもなると僕たちのお尻は赤と青と紫と黒が入り混じった色になる。
そんなお尻をパンパンに腫れるまでぶたれるのだ。
あまりの痛さに背中を丸めてしまったり膝を曲げて痛みから逃げようとしてしまう。
そんなときはまた「四つん這い!」と厳しく言われ、中学年が受ける姿勢でぶたれてしまう。
これはかなり屈辱的で、こうなるとあとで仲間たちにもバカにされてしまう。
「お前はまだ立ってお仕置きを受けられないのか」って。
この頃僕たちが恐れていたのは「フック挿入」だ。
お尻は常に突き上げた状態じゃないといけない。
お尻の穴を上に向けるように、だ。
でも痛くて姿勢が崩れてしまうときがある。
「四つん這い!」と言われるのも嫌だけど「フック挿入!」と言われるのも辛かった。
フック挿入を宣告されると足をもっと広げてお尻を突き出す。
先生にお尻を広げられて文字通りフックを挿入されるのだ。
この時の不快感ったら言葉に表せられない。
そしてフックが挿入されるとお尻がどんどん持ち上がり、足は爪先立ちになり踏ん張れなくなるのだ。
バーを掴んでいる手とフックが挿入されたお尻で踏ん張るしかない。
そこにバチンバチンと鞭が叩きつけられてお尻の中も外も痛くされてしまう。
僕はとくにこれが苦手でよく泣いていた。