僕の勝手な日々

お尻叩き、スパンキング、お尻ペンペン

玲二の日々 7時間目

数学92点

社会88点

 

どうしよう。

こんなに低い点数は久しぶりだ。

100発…

昨日の痛みもまだまだ残ってるのに耐えられるわけがない。

 

「わあ!玲二天才じゃん!俺のもみて!俺3点!」

風太は指で3を作って嬉しそうに笑う。

「なぁ、今日ゲーセン寄って帰ろうぜ!」

「あ、今日は僕が晩ご飯当番だから早く帰らなきゃ。」

 

 

風太に嘘をついて足早に帰宅した。

家に帰ってすぐ間違えた問題の復習をした。

お尻を揉んで100発がんばるぞ、と気合を入れる。

兄ちゃんが帰ってくる頃には今日も玄関で正座。

 

ガチャ

「おかえりなさい。」

「ただいま。テスト、みせてみろ。」

僕は黙って答案用事を差し出す。

 

「92…88…?なんだこれ?」

僕は黙ったままうつむく。

「なんでズボンもパンツ履いてんの?脱げよ。」

「はいっ」

慌てて立ち上がってズボンとパンツを脱ぐ。

居間に向かう兄ちゃんについていく。

「復習のノートは?」

「はいっ」

「ほら、全部勉強してるじゃない。なんで試験で間違うの?」

僕はこたえられなくて黙るしかない。

「玲二、ここちゃんと繰り返し勉強したの?写して終わったんじゃない?1回理解したからって次できるわけじゃないんだぞ。」

「はい。」

「尻!」

「はい。」

僕は椅子に手を付いてお尻を突き出す。

皮膚が突っ張って痛い。

「何発ぶたれる?」

「ひゃく…」

「そんな弱気で頑張れるの?」

「だ、だって…」

「だってじゃないだろ!」

「はいっ」

お尻を突き出した姿勢のまま叱られる。

「覚悟がみえないな。」

兄ちゃんは椅子に座って僕のお尻を見つめる。

僕は反省をみせるようにお尻を突き出し目一杯上向きに反らせた。

 

「お前さぁ。」

兄ちゃんが僕のお尻を撫でながら言う。

「俺の言うことちゃんときけよ。」

「はい、ごめんなさい…」

「小学校のときよりがんばらなきゃいけないって言ったよなぁ?」

「はひっ」

昨日ぶたれてかさぶたになってるところやミミズ腫れになってるところを撫でられたり爪で突かれたりしてお尻が震える。

「なのになんだよ?この点数は。」

「ごめんなさいっ」

「100発頑張れるの?」

「はいっ」

「今から叩かれる分はお前が勉強頑張れなかった分だからな。逃げるなよ。」

「はいっ」

兄ちゃんは戸棚から布団たたきを取り出した。

「玲二、なんで叩かれるの?」

「僕が勉強できなかったから。」

「うん。兄ちゃん怒ってるからね。」

「はい、逃げません。」

「うん。」

ヒュンッと音がしたかと思うとビシッとお尻に落とされる。

「ぎゃ!痛い!」

ビシッビシッビシッビシッ

「ぎゃー!ごめんなさい!ごめんなさい!」

ビシッビシッビシッビシッ

「やだあー!痛い!痛いよ!」

ビシッビシッビシッビシッ

僕は叫びながらもお尻の位置はなんとか保っていた。

お尻を突き出しているとせっかくお尻についているお肉が突っ張って、叩かれると中の骨に響いてとても痛い。

ビシッビシッビシッビシッ

「ぎゃあ!」

「玲二、お尻逃げてるぞ。」

「はいぃ、ごえなさいぃ」

「お尻あげて。」

「うぅっ」

「玲二!お尻どうするの!」

「お尻、あげます…」

「あがってない!」

「はひぃ…」

「玲二!」

「はいっ」

「お尻は?」

「突き出して、上向ける…」

僕はなんとか姿勢を戻す。

「そう。」

ビシッビシッビシッビシッ

「ぎゃー!痛い!わぁーん許して!」

ビシッビシッビシッ

「ごめんなさい!」

 

「風呂場にいこう。」

僕のお尻は皮膚が裂けて血が出ていた。

居間が汚れるからお風呂場で叩かれるのだ。

僕は浴槽に入って浴槽の淵を持ち中腰でお尻を突き出す。

「お前、でかくなったな。狭いよ。これじゃあちゃんと叩けない。」

「兄ちゃん、どうするの…」

泣きながらも僕はたずねた。

「真っ直ぐ立って。そっち向いて。手は頭の上で組め。うん、この状態で少しお尻出しなさい。」

「はい。」

気を付けの姿勢をからお尻を突き出す。

「うん。」

うなずいて兄ちゃんはお風呂場から出て行った。

しばらくしてもどってきた兄ちゃんの手には平べったい羽子板が握られている。

 

2年くらい前に初詣に行った神社で買ったものだ。

羽子板が売られているのをみて「これお尻ぺんぺんに使えるな」と兄ちゃんはニヤッとわらっていた。

 

ペチペチと板をお尻に当てられる。

「あと60発だ。」

「はいっ」

 

パァンッパァンッパァンッパァンッ

「ひっいっ痛い!ひゃっ!」

パァンッパァンッパァンッパァンッ

板で叩かれる音は浴室にこれでもかというほど響いた。

そしてさっきまでの切り裂くような痛み(実際に皮膚を切り裂いていたけど)からお尻全体を叩きつける痛みに変わった。

気を付けの姿勢なのでお尻のお肉もそれほど張っていない。

叩かれるたびにお尻がビタンビタンと震えた。

 

パァンッパァンッパァンッパァンッ

「うわっあっ痛い!ひゃっ!」

僕は我慢できなくなり浴槽の中で地団駄を踏む。

「こら、バタバタしない!」

パァンッパァンッパァンッパァンッ

「だって痛い!痛いんだもん!ぎゃ!」

兄ちゃんの手が止まる。

僕は慌ててお尻をくっと出した。

「ごめんなさい!ごめんなさい!」

叩いてくださいと言わんばかりに尻を出す。

兄ちゃんの殴打が再開されて安心する。

パァンッパァンッパァンッパァンッ

「いやっ痛い!ううっ!ああ!」

「こら動くなよ!」

「ごめんなさいっ」

「ふん…出ろ。」

浴槽から出る。

その辺りに僕のお尻から出た血しぶきが赤い点々となっている。

兄ちゃんは浴槽の蓋を閉める。

「ここに四つん這いになれ。」

「…はい」

僕は浴槽の蓋の上に膝立ちになりゆっくりと前に手をつく。

「ケツ上げろ」

「はい。」

もう痛すぎてお尻がどうなっているのかわからない。

四つん這いの姿勢で背中を反らせたお尻を上に向ける。

「痛い…」

「あと10発だ。」

「はい。」

「なんで、叩かれてるんだ?」

「僕が、勉強…できていなかったから…」

「うん、そうだな。ほらもっと上に向けて。」

「はい…」

パァンッパァンッパァンッパァンッパァンッ

「ひゃっあん!うっ!痛い!ぎゃ!」

パァンッパァンッパァンッパァンッパァンッ

「ぎゃー!痛い!ごめんなさい!」

 

「よし、終わり。」

そう言われても僕はお尻をつんと突き上げた姿勢のままでいた。

「玲二、もういいよ。降りなさい。」

「はい。」

「そこに立って。」

「はい。」

「これで垂れてる血を拭いて。居間で待っとけ。」

「はい。」

太腿に垂れた血を拭き取って居間に戻った。

待っとけと言われてもうつ伏せで薬を塗ってもらう体勢で待ってていいのかわからない。

僕は四つん這いでお尻を突き上げた姿勢で兄ちゃんを待つことにした。

 

浴室をシャワーで流す音がやんで兄ちゃんが居間に入ってくる。

「あっははは!玲二、四つん這いで待ってたのか?えらいえらい。」

兄ちゃんは僕のお尻をぽんぽんと叩いた。

「ひいっ」

鋭い痛みに声が出る。

「うつ伏せになっていいぞ。」

「はい。」

 

お尻に塗られている薬が溶けてしまうんじゃないかと思うくらいお尻が熱い。

 

「明日英語が返ってくるのか?」

「…はい。」

「その罰は1週間後にしよう。」

「えっ」

「お尻がもたない。こんなにぶつつもりじゃなかったからな。」

「…。」